理事長・学長メッセージ

創立100周年に向けて

学長 臼井正彦

学校法人東京医科大学
理事長 臼井正彦

本学は、大正5年(1916年)の建学以来、「正義・友愛・奉仕」をモットーに、「自主自学」の精神のもと、100年にわたって1万人を超える医師を社会に送り出してまいりました。また、多くの関係者の努力により、新宿、西新宿、茨城、八王子とそのキャンパスを広げ、医療を通じて社会に貢献できる大学として今日まで発展することができました。

一方、医学や科学の進歩はまさに日進月歩です。そのような中でも、医科大学として高いレベルでの教育・研究・診療を遂行するに見合った体制や施設を保ち続けていかなければなりません。私たちは、次の100年に向かう医科大学として、基礎医学と臨床医学の高度な融合を目指す教育研究棟の建設を完了し、安全で最先端の、そして患者さんにやさしい医療を提供する新大学病院の建設に取り掛かりました。また、医療ニーズの更なる広がりに対応すべく医学部に看護学科を新設しました。さらに、医学生教育では医学教育の国際化に見合ったカリキュラムに大改編し、医療の現場での思考力や実践力の獲得に重点を置き、国際基準の準拠に向けて進めております。

これからも皆様に心から愛され、医療分野においてリーダーとして、また、良き医療人の育成と人類の福祉に貢献する医科大学として、あり続けることを誓います。

100年目の大学の使命として

学長 鈴木 衞

東京医科大学
学長 鈴木 衞

2016年に本学は、創立100周年を迎えます。これも医療関係者や関係事業者の方々、地域の皆様方、そして同窓諸氏のご協力とご指導の賜物です。心より感謝申し上げます。また、医療活動を通じて多くを学ばせていただきました。数々のご支援と学びを糧として、次の100年へ歩を進めるところです。

本学は、学生たちが自らの手で新しい医学校を創ったという、世界的にも稀有な歴史を持つ大学です。学生たちに共感し全面的に支援したのが、官界で長く活躍していた学祖・高橋琢也でした。こうした創学の経緯もあって、本学は、医療に携わる人=「医人」を創る、育てる大学であり、医療機関であるという側面を大切にしています。私たちは、医療を職にした瞬間から、一生涯、より真摯に、より深く、患者さんとともにあり、社会とともにある「医人」へと進化し続けることを約束し、自ら進んで研鑽していくことを使命としています。本学では、こうした思いが「自主自学」という建学の精神に昇華し、今に語り継がれています。

今後、技術革新が進む一方、新たな社会課題も出現し、世界はさらに複雑化していくことが予測されます。これからの100年にあっても、本学はイノベーティブで、コミュニケーション力をもった、人に寄り添う人材を創出し続けることに変わりはありません。引き続き、皆様のご理解、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。