病理診断部
 Pathology 
 病理診断部とは、生検および手術検体の病理組織診断、術中の迅速診断、細胞診断を行っています。
病理診断部とは?
 病理診断部は、病理医をはじめ、臨床検査技師15名(うち細胞検査士14名)で構成されています。専門の病理医と臨床検査技師による迅速かつ正確な診断を目指しています。様々な特殊染色、免疫染色、そして、電子顕微鏡を用い高レベルで最先端の検査に対応しています。


生検及び手術検体の病理組織診断
 病理組織検査とは、患者様から採取しました組織の一部、または手術で摘出された臓器からプレパラートを作成し、専門の医師が顕微鏡にて観察、診断を行なう検査です。また、最終診断として重要な検査でもあります。
病理診断部では、様々な臓器に精通した病理医が診断を行なっています。


術中迅速検査
 手術中に提出される材料を10〜30分で診断します。術前では診断が困難であった物の良性・悪性の診断や、癌の進行度、広がりの程度などを確認し臨床医に報告を行ないます。それによって、術式の変更・治療の方針などが決定される場合があります。


細胞診断
 細胞検査士の資格を持つ臨床検査技師が行なう検査です。
患者様の尿・喀痰、または子宮・乳腺などの病変から直接細胞を採取し標本を作製、鏡検し、診断を行なう検査です。採取された細胞の良性、悪性の診断を行ないます。
また、組織検査と比べて、検査時の痛みや時間がかからず患者様にとって負担の少ない検査です。
体腔液などの手術中の細胞診断検査も行なっています。

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