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【最新号】VOL.15 発行日 2012年5月1日

栄養ワードトピックス

カリウムのお話

カリウムは塩分に多く含まれるナトリウムと関連の深いミネラルです。ナトリウムとともに排泄され、血圧の安定に役立ちます。また筋肉のエネルギー代謝や、神経の伝達をスムーズにする役割も担っています。他にも腎臓での老廃物の排泄を促したり、むくみをとる働きもあると言われています。
カリウムは果物や野菜、イモ類、豆類などに多く含まれています。通常の食生活ではあまり不足することはありませんが、加工食品が多くなってきたことやストレスなどにより不足する可能性が高くなってきています。調理の過程で失われやすく、煮物の場合は約30%が失われるとされています。さらに塩分が多いとナトリウムと伴に排泄され、コーヒーや酒、甘いお菓子類も減少させる要因となります。
カリウムが不足すると、ナトリウムが排泄されにくくなり、血圧が上がりやすくなります。特に夏場は汗とともにカリウムが失われやすく、筋肉の働きも鈍くなり、だるさや食欲不振など夏バテの原因となったりもします。
極度のダイエットや拒食症、ひどい嘔吐や下痢、利尿剤などで低カリウム血症になる場合があります。このような場合には不整脈・心不全・排尿困難・手足の痙攣(けいれん)などの症状を引き起こす可能性があります。
カリウムの目標量は高血圧予防のため男女とも3500mg/日とされています。
カリウムは最終的に腎臓にて排泄されます。過剰にとっても腎臓の機能が正常な場合は特に問題はありませんが、機能が低下している場合は、高カリウム血症となり不整脈などを引き起こす可能性がありますので注意が必要です。

カリウムを多く含む食品
アボガド(1/2個)720mg
納豆(1パック) 330mg
ほうれん草(生)(1束200g)1242mg
ほうれん草(ゆで)(1束) 882mg
ながいも(100g) 690mg
するめ(1/2枚) 550mg
さわら(1切れ) 490mg
バナナ(1本)  432mg
にら(1束)    485mg

 

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