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ミニコミ誌「みどりの丘」

2009年4月1日発行 今月のおはなし

いつまでも元気でいるために

神経内科 科長 南里 和紀

外来で、診療をしていますと、「もの忘れが多くなって心配です」「ぼけるのではないか」と相談を受けることが多くあります。誰しも、いつまでも元気でいることを望まれると思います。そのためには、どうすればよいでしょうか。皆さんは自分の脳について考えたことはありますか?
“脳によい生活”を日頃意識してお過ごしの方は少ないのではないでしょうか。
しかし、それこそが大切なことなのです。

脳によくないことを避けましょう。

タバコ

タバコには化学物質、発癌物類が含まれており、脳梗塞の危険が2倍となります。

飲みすぎ

アルコールは適度(日本酒1合程度)に飲むのであればよいのですが、飲みすぎになりますと脳に悪影響を及ぼします。

肥満

脂肪細胞からは動脈硬化を進める物質がでるといわれています。

ストレス

ストレスが多いと活性酸素が産生され脳に悪影響です。

偏食

食事には脳に必要な栄養素が含まれています。高齢になりますと肉を食べる量が減ってきます。肉にはビタミンB12がふくまれています。野菜には葉酸が含まれています。ビタミンB12と葉酸が不足しますと脳細胞がうまく働かなくなりますし、ホモシステインという悪玉アミノ酸が増加し、脳梗塞や認知症を起こしやすくなるといわれています。バランスのよい食事を心がけましょう。

高血圧,糖尿病,高脂血症

これらの病気が動脈硬化を起こし脳梗塞をおこしやすくなることは皆さんよくご存知のことと思います。適切な管理・治療が必要です。


最近、“脳のトレーニング”という言葉をよくききますが、脳を適度に刺激することは有効です。ただ、ストレスがかかる程のトレーニングになりませんようにご注意ください。

何かお体のことで気にかかることがありましたら、早めに担当医にご相談ください。

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