ミニコミ誌「みどりの丘」
2009年11月1日発行 今月のおはなし
集中治療部とは
八王子医療センターの特定集中治療部は、平成15年4月に発足し、今年で6年目を迎えています。総合的集中治療室(ICU)であり、内科、外科系の病気を問わず、重症の患者さんの治療に当たっています。
集中治療室といっても、一般の方にはあまりなじみがないと思います。実際、どういう患者さんが集中治療室に入るかというと、大手術後(頭頸部癌、脳神経外科手術、心臓血管外科手術、肺癌、食道癌、肝臓癌、腎臓移植)、急性心不全(心筋梗塞、狭心症)急性呼吸不全、敗血症、多臓器不全の患者さんです。
例えば、肺炎に罹ったとします。お薬と酸素吸入ぐらいで治療できるのであれば病棟で治療します。しかし、重症になり自分の呼吸だけでは酸素が取り込めず、人工呼吸器が必要となればICUに入ります。人工呼吸器だけではなく人工透析、人工腎臓等の治療が必要になった場合もICUに入ります。
予定手術の場合は、ICU看護師が手術前に患者さんを訪問します。また、歩ける方はあらかじめICUを見学していただきます。ICUにはいろいろなモニターや器械があり、24時間体制で看護師がつきますので普通の病棟とは大分雰囲気が違うとは思います。しかし、ICUは重症な患者さんを集中的に治療する部署であり、手術後に順調に回復し、病気が良くなれば一般病棟に戻れます。
八王子医療センターのICUは、部長以下4人の専従医が各診療科の専門医と協議し、看護部、臨床工学部、臨床検査部、放射線部等の協力の下、熱意を持って治療にあたっています。




