高齢総合医学

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主任教授
羽生 春夫

概要

高齢総合医学の目標は高齢者のADL、QOLを維持・向上させ、健康寿命を延伸させることです。しかし、高齢者では認知症、フレイル(高齢者の虚弱状態)、嚥下障害、転倒などの老年症候群がこの目標の達成を阻んでいます。当教室では老年症候群に対してその評価や成因解明に始まり、最終的には予防法、治療法、介護法の開発や個々の高齢者のトータルケアに取り組んでいます。

この老年症候群に対する研究成果を活用し、その成果を多職種との連携で応用・実践しています。既に始まっているこの高齢化社会を、高齢者が活き活きと過ごせる活力あるものにすべく、当教室は貢献しつづけて参ります。

教育内容

主な研究領域(研究内容)

  • 高齢認知症患者の身体合併症の調査と包括的診療に関する研究
  • 高齢者総合的機能評価CGA(Comprehensive Geriatric Assessment)の開発と解析
  • 脳血管障害の成因に関する脳神経病理およびMRI画像の研究
  • アルツハイマー病における脳神経病理および分子遺伝学的検索
  • 糖尿病性認知症の病態解明研究
  • レビー小体型認知症における脳神経病理、生化学、脳機能画像による病態解明研究
  • 高齢認知症患者の介護負担に関する研究
  • 高齢者うつ病の画像解析および病態解明研究
  • フレイルおよび高齢者栄養管理に関する調査研究と予防法の開発
  • 高齢者のサルコペニアの病態学的研究とそれに対する栄養・運動介入研究
  • 神経変性疾患と網膜の関連に関する研究

大学院医学研究科について

担当科目名名称

老年医学、認知症学、脳神経科学

講義概要

高齢者診療に必要な幅広い総合医学的知識を実際の症例を通じて習得していきます。また、認知症、フレイルなどの老年症候群への研究に従事し、病態・病因への理解を深めていきます。新たな疾患概念の提唱や、新しい診断方法や治療法の開発を目指します。

高齢者医療への専門医を育成することで、これからの高齢化社会へ向けての貢献を考えています。

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