教育プログラム・コースの概要緩和ケア医療者養成コース(インテンシブ)

大学名等 東京医科大学
教育プログラム・コース名 緩和ケア医療者養成コース(インテンシブコース)
対象者 医師、歯科医師、看護師、薬剤師
修業年限(期間) 1年
養成すべき人材像
  1. がん診療における緩和医療の位置づけを理解し、がんの診断時から終末期に至るまでのがんによる苦痛に対する緩和医療の専門的知識・技術・態度に基づ<臨床実践、コンサルテーション、教育指導、啓蒙活動ができる。
  2. 各悪性腫瘍に特徴的な臨床経過、治療に伴う有害事象、種々な臨床的課題等を理解し、いろいろな臨床的状況に応じた緩和医療が実践できる。
  3. 緩和医療における多職種とのグループワークを通じて、チームワークによる医療の重要性を理解し、チーム医療による緩和医療が実践できる。
  4. 病診連携により在宅緩和ケアが実践できる。
修了要件・履修方法 所定のカリキュラム(講義および実習)6単位の履修
履修科目等

緩和医療、臨床腫瘍、腫瘍治療、緩和医療実習

教育内容の特色等(新規性・独創性等)

東京医科大学病院では、医師5名、看護師2名、薬剤師2名、保健師1名、医療ソーシャルワーカー1名、管理栄養士1名から構成される緩和ケアチームが2007年から活動し、こころのケアや身体的なケアを含めた全人的なケアを提供している。

本プログラムでは、それぞれの悪性腫瘍に特徴的な病態、治療に伴う有害事象あるいは臨床的課題等を理解し、鳥厳的な緩和医療が実践できることを目標としている。

また、多職種の医療者が本プログラムを履修することにより共通の知識を修得できるとともに、グループワークを通じて知識・技能・態度を共有し多職種によるチームワークを醸成し、真の多職種によるチーム医療が実践できることを期待している。

さらに、緩和ケアチームは在宅がん医療を推進しており、緩和ケアチームの一員は地域における緩和医療に従事している医師がいることから、実習を通して在宅緩和ケアを実践する。

以上、鳥諏的な緩和医療、多職種によるチームワークによる緩和医療、在宅緩和ケア促進が本プログラムの特色である。

指導体制

緩和医療部教員・薬剤師・看護師、外科学第一教員、臨床腫瘍分野教員を中心に、専門医、専門看護師の育成を行う。

実習を重視し、グループワーク、On the job trainingを通じて実践的な教育体制を構築する。在宅緩和ケア促進のために、地域医療実習を実施する。

教育プログラム・コース修了者のキャリアパス構想

緩和ケアに従事する医療者(緩和医療専門医、緩和ケア認定看護師、がん看護専門看護師、緩和薬物療法認定薬剤師等)

受入開始時期 平成30年4月
受入目標人数
対象者 H29年度 H30年度 H31年度
R元年度
R2年度 R3年度
インテンシブ 0 3 6 6 6 21
0 3 6 6 6 21