2017年12月11日
東京医科大学ナノ粒子先端医学応用講座
半田宏特任教授が島津賞を受賞
研究業績:新しいナノ磁性ビーズによる創薬標的の単離・同定・計測技術の開発
2017年12月11日、半田宏特任教授が第37回(平成29年度)島津賞を受賞しました。
島津賞は、公益財団法人島津科学技術振興財団が設立した賞で、主として科学計測に係る領域で、基礎的な研究および応用・実用化研究において、著しい成果をあげた功労者を表彰するものです。
ケミカルのターゲットを単離・同定するアフィニティビーズ技術開発に端を発して、サリドマイド副作用のターゲットCRBN(セレブロン)の発見から、新規抗がん剤の開発に至るまでの一連の業績は、基礎医学や臨床医学に加えて創薬に多大な貢献をし、半田特任教授が常々言い続けてきた「優れた基礎研究は必ず応用に結びつき、優れた応用研究は基礎研究を生み出す」をまさに実践したものとして高く評価されました。
関連リンク
公益財団法人 島津科学技術振興財団ホームページ
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