研究活動

医学総合研究所・中島利博教授が中心となり設立したキルギスー日本研究センターが「明美ちゃん基金」から助成をいただきました

贈呈式(左:中島教授) 出席者一同

 この度、東京医科大学医学総合研究所の中島利博教授が中心となってキルギス共和国、(以下、キルギス)に設立した、「キルギスー日本研究センター」が、心臓病の子供を救うことを目的に50年前に設立された「明美ちゃん基金」(産経新聞社設立)より助成(180万円)を受けることが決まり、12月6日に贈呈式がありました。

 キルギスー日本研究センターは、2015年10月に中島教授を中心として東京医科大学、鹿児島大学、大阪工業大学などからなる研究グループと、キルギス国立心臓病センターの医師らによって設置されました。先進国ではほぼ撲滅状態にあるにもかかわらず、キルギスなど中央アジアではいまだに小児に蔓延するリウマチ熱と、その後遺症によるリウマチ性心疾患を克服することを目的として活動しています。

 日本においては、検査結果の詳細解析、小児リウマチ専門医の受け入れ、若年者の心疾患・脳血管障害患者の受け入れ活動を、そして、現地では検査結果の解析指導、これまでも行ってきた母子手帳の作成、頒布活動を拡大し、疾患に対する啓発活動を拡大することで子供たちの罹患率を下げることを目指します。特に今回の助成金は、現地で高い評価を得ている母子手帳を、これまでロシア語版しかなかったものをキルギス語版の制作に充てていく予定です。

 中央アジア地域という日本からやや馴染みが薄く、どうしても支援の対象になりにくい地域・国での活動において、今回の助成によってまとまった活動を行うことができることを感謝するとともに、小児心疾患の医療貢献に関しては多大な貢献を継続的に行ってこられた「明美ちゃん基金」により援助していただけること自体が、中島教授が10年以上にわたって行ってきた活動への評価であり、今後の活動継続・拡大に向け大きな一歩となることが期待されます。

「キルギス―日本研究センター」と、これまでのキルギス共和国における活動詳細については以下をご参照ください。

※写真:産経新聞社提供

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