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学会趣意書

近代文明は、技術の本質的 な変化と発展をもたらし、経済的に急激な変動を引き起こしております。
そして、わ れわれをとりまく環境は、きわめて複雑となり多様化してきております。
生物は、本 来こうした状態を予測し、変化に対応することができ、さらには、その状態を変えてゆく能力をもっています。ハンス・セリエは、それをストレスという言葉で 生理的な面から追究しようとしましたが、近代文明のもつインパクトは、生物の能力をはるかに超えるマグニチュードを示しつつあり、単に生理学的レベルだけ では、この物心両面にわたる急激な変化に対応してゆくことはとうてい不可能になってきております。

そこで私達 は、「従来のストレス学」をこえた、人文科学、自然科学、社会科学を総合した学際的な視野のもとに、急激な技術革新と社会経済の変動、価値基準の変化など によって生ずるストレスの問題に、深く近代科学のメスを加え、新しい発想を模索する学際的研究団体をめざそうと考え、昭和60年に、その具体的な研究の場 として日本ストレス学会を設立しました。
皆様には、 以上の趣旨をご理解いただき、広範な領域からのご参加をお願いいたします。


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