「若手指導医のための指導スキルアップセミナー」とは,卒後3〜15年目までの指導医を対象とした若手指導医の指導能力の向上を目指すセミナーです。他施設の指導医と交流をしながら指導能力をブラッシュアップし,自施設での指導医講習会に利用できる体験学習企画を盛り込んだ,実践的なセミナーであることが特徴です。日本医学教育学会臨床能力小委員会が主催し2008年まで計5回開催されました。
 東京医科大学病院総合診療科教授の大滝は,この臨床能力小委員会の副委員長として,このセミナーの実行委員長を務めてました。



セミナーの詳細につきましては,「セミナーの目標」,「セミナーのプログラム」などの項目をご覧ください。

日本医学教育学会のホームページにも,詳細が記載されております。こちらもご参照ください。

             (←日本医学教育学会のページとリンクしております。)

 


セミナーの概要ついて,ご紹介いたします。

●セミナーの目標

一般目標
 学生または研修医の指導医が,効果的な指導方法を理解し,病棟及び外来において望ましい指導ができる能力を身につける。

行動目標
 1 .症例提示指導の困難さを意識する。
 2 .人前で話すコツを説明できる。
 3 .外来研修の問題点と対策を説明できる。
 4 .研修医の諸問題に関する具体策の例を紹介できる。
 5 .身体診察指導の要点を例示できる。
 6 .症例プレゼンテーションの指導法を説明できる。
 7 .ロールプレイを用いて積極的に学ぶ。
 8 .他施設の指導医と交流する。
 9 .自分の指導能力を振り返る。
 10.学んだことを自施設の指導医講習会などで共有する。


●セミナーのプログラム

    セッション・内容     タスクフォース
1日目
@「症例提示指導の困難さ」 名古屋大学 植村和正 先生
症例提示の指導に関する問題点について,KJ法を用いたグループワークを行います。さらに,グループディスカッションで内容を深め,全体への発表と質疑応答を実施します。
A「人前で話すコツ」 神戸大学 橋本正良 先生
人前で話すコツについてのレクチャーを通じて,人前での話し方に関するポイントをまとめます。身体診察指導の要点をまとめるという,宿題もあります。
B「外来研修への招待」 諏訪中央病院 川尻宏昭 先生
外来での指導に関する問題点や工夫している点について,グループでのディスカッションを行います。さらに全体で発表し,討議行って内容を深めます。
C「研修医の諸問題に関する具体策」  天理よろづ相談所病院 石丸裕康 先生
研修医の諸問題について,例を示したシナリオを元にグループディスカッションを行います。さらに,全体での発表を通じて議論を深めます。
2日目
D「身体診察の要点」  神戸大学 橋本正良 先生
1日目の「人前で話すコツ」からの引き続きのセッションです。宿題として出されていた身体診察の要点について,グループ内での発表を行います。さらに,プレゼンテーションの評価や発表内容についての討議とフィードバックを実施します。
E「症例提示プレゼンテーションの指導法」 沖縄県立中部病院 本村和久 先生
三重大学       武田裕子 先生

本物の研修医にご協力いただき,ビデオを見たり,研修医の実際の話を聞いたりしながら,症例プレゼンテーションの指導に関する討議を行います。参加者がお互いに研修医役と指導医役を務めるロールプレイも行われます。

                                   ・セッションの内容は毎年改訂されます。



●第5回の開催報告
 2008年11月23日(日)から24日(月,祝)にかけて,第5回セミナーが開催されました。今回は,昨年と同様に東京での開催となりました。28名の若手指導医と1名の事務研修生が参加されました。連休中の開催となりましたが,例年と同様に充実した2日間となりました。

●第4回の開催報告


 2007年12月8日(土)から9日(日)にかけて,第4回セミナーが開催されました。今回は,昨年の名古屋から東京に場所を移しての開催となりました。31名の若手指導医と3名の事務研修生が参加されました。活発な討議が展開された2日間でした。


●第3回の開催報告

 2006年12月9日(土)から10日(日)にかけて,名古屋を会場に,第3回セミナーが開催されました。今回は,36名の若手指導医と1名の事務研修生が参加されました。参加者,タスクフォースなどの関係者全員が同じ宿舎に宿泊するという合宿形式のセミナーであり,セミナー会場,宿舎ともに,熱気に包まれた2日間でした。


セミナーの中で使用された資料が,日本医学教育学会のHPで公開されております。

資料のダウンロードはこちら・・・→  

           日本医学教育学会のホームページよりダウンロード下さい。


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