21世紀の医療・医学の進歩およびグローバル化に対応し、さらに現代社会から
の医師への要望を満たすためには医学教育の質の向上は必須です。
本学においても、世界基準に対応する医師の養成を目的とし、2014年度の新カリ
キュラム改編を進めています。


新カリキュラムの内容はこちらのパンフレットからご覧になれます。

PDF新カリキュラムの紹介-CHANGES AHEAD-
 

PICK UP

・日本医学教育学会から分野別評価基準の日本版V1.30が公開されました。(2015/05/01)
医学教育分野別評価基準日本版V1.30

 →日本医学教育学会ホームページへ

・日本語版とWFME原文を比較して参照できるものを作成しました。(2013/08/11)
【作成】医学教育学講座 : 泉 美貴 / R.ブルーヘルマンス

PDF日本語版(左ページ)とWFME原文(右ページ)をそれぞれ、注釈と参照を並列させた表
  

2014年度からの新カリキュラム

 本学では、平成24年4月にカリキュラム改編実行委員会を立ち上げ、医学科では平成26年度から新カリキュラムが導入されます。質の高い教育を維持、提供できるよう評価および改善を継続的に行っていきます。




6年間の学び

・ 到達目標を見据えて教えます。
・ 初年度から臨床医学を学びます。
・ 学年を超えて学ぶ「横断的領域科目」が導入されます。
・ 基礎医学と臨床医学の統合を図ります。
・ 臨床実習が74週に延長されます。
・ 成績は世界的な評価方法であるGPAで表されます。

【教育到達目標】

 1 根拠に基づいた医療の知識や技術を、正しく実践することができる。
 2 医療人としてのプロフェッショナリズムを理解し、行動で示すことができる。
 3 礼儀・礼節を重んじ、他者と円滑なコミュニケーションをとることができる。
 4 患者中心のチーム医療において、多職種との協調性をもって貢献することができる。
 5 能動的学習法を獲得し、生涯に渡り研鑽を続けることができる。
 6 予防医学、保健・福祉などを通じ、地域医療に貢献することができる。
 7 国際的視野を有し、医療を実践する上で基本となる語学力を身につけることができる。
 8 医学研究の重要性と必要性を認識し、医学・医療の発展に貢献することができる。
 9 医学的情報を正しく取捨選択し、ICT(情報通信技術)を効率よく活用することができる。          


新しい教育方法

【アクティブ・ラーニング(双方向型授業)
教員による一方向的な講義形式の教育だけではなく、学生の能動的な参加を促します。

・学生は、問題解決を基盤として、能動的に協同して学びます。
・PBL(Problem-based learning)や、TBL(Team based learning)を取り入れた授業を行います。
・LENONクリッカーは、学生の理解度を測りながら授業ができます。
・グループディスカッション、プレゼンテーション、グループ・ワークなども有効な手段です。





【ICT活用教育】
・eラーニングシステム「e自主自学」を、授業、予習・復習に活用します。
・eポートフォーリオに学習成果を蓄積し、省察や教員からの指導に利用します。


各学年の特色

症候学入門の導入
4 月から、バイタルサイン、胸痛、腹痛について学びます。
PBL 形式により、問題解決型の能動的学習を協調的に学びます。
プレゼンテーションの技法や相互評価についても身に付けます。
早期臨床体験実習の拡充
「早期臨床体験実習Ⅰ」では、従来の基本的臨床技能実習、
エスコート実習および看護実習に加え、医師の日常業務を知るシャドーイングを取り入れます。
1・2 年生は2 週間ずつ、3 年生は1 週間、4 年生は2 週間行います。
一般教育の選択科目の増加
人文・社会科学は前・後期で、9 科目のうち3 科目以上を選択必修とします。
「哲学」「医学史」「法学」「医療人類学」「原典講読Ⅰ」「原典講読Ⅱ」「科学的方法論」
「人体の物理学」「先進医療のための科学」「医療心理学・死生学」
基礎医学の導入
「解剖学(骨学実習)」「生理学」(一部)「生化学(分子生物学概論)」を後期より開始します。
5時限や土曜日の活用
前期の第1、3、5 土曜日を授業やTOEFL 試験に充てます。
また、前期の水曜日を課題研究(4・5 時限)とします。


外国語の選択科目の増加
「中国語」「韓国語」が新たに選択科目として導入されます。
横断的科目の導入
「医療プロフェッショナリズム」では、グループワークを中心に学びます。
「行動科学・患者学Ⅰ」では、人の行動の仕組み、患者の心理などについて学びます。
外国語の選択科目の増加
「中国語」「韓国語」が新たに選択科目として導入されます。
基礎系科目が終了
前期 … 解剖学(1・2)、生理学(2)、生化学、免疫学を履修
後期 … 薬理学、病理学、微生物学、運動医学、医用電子工学を履修 ※病理学各論は臓器別講義で学びます。
早期臨床体験実習Ⅱ
本院、茨城医療センター、八王子医療センターの3 施設での多職種体験を行います。
看護部の他、薬剤部、放射線診断部、中央検査部、栄養管理科、総合相談・支援センター等の
各部門を体験し、医療機関の理解を深めます。


3年生の4月から西新宿キャンパスでの講義が開始
臨床医学科目は、循環器系から開始されます。
横断的領域科目
3 年生:「医療プロフェッショナリズムⅡ」、「医療倫理」、「情報科学Ⅱ」、
    「緩和医療Ⅰ」、「漢方」、CPC
4 年生:「医療プロフェッショナリズムⅢ」、「医療安全Ⅰ」、「情報科学Ⅲ」
地域医療実習(3年生)
7 月か2 月に1 週間、地域の診療所などで地域医療や医療連携を学びます。
自主研究(4年生)
7 月に3 週間、基礎医学の研究を行います。
「症候・病態からのアプローチ」の新設
症候学を重点的に4 週間学びます。PBL も併用します。


横断的領域科目
5 年生:「医療安全Ⅱ」、「行動科学・患者学Ⅱ」、
    「緩和医療Ⅱ」、「その他の臨床系横断的領域」

臨床実習

 5年生 臓器別ローテーション実習

 ・5年生は関連する診療科ごとに、2週間以上の単位でローテーションします。

 ・見学型から、徐々に診療参加型臨床実習にステップアップさせます。

  ※平成29年度以降は、4年生1月~5年生12月までになります。(40週間)

 

 

 6年生 診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)

 目標 ・学生が医療チームの一員として診療に参加し、実習します。

    ・医療面接、基本的診察技術、臨床推論、診療録の記載、プレゼンテー

     ションなどの能力を伸ばします。

    ・医行為は、同意の得られた範囲で行います。

 期間 ・学生の選択により、1科を1か月ずつローテーションします。

    ・平成26年度は、6年生4月~6月まで実施。(3か月間)

 評価 ・臨床実習の評価は、e自主自学を利用して、形成的に行われます。

    ・患者、看護師などを含む360度評価mの行われます。

    ・卒業時OSCEは、平成27年度の6年生から、実習終了時(7月以降)

     に実施します。

国際交流


国際的な医師を育成するため、海外の姉妹校・提携校との交流を深めます。
6 年生の4 月に、1 か月間海外臨床実習が選択できます。

また、海外の姉妹校・提携校から留学生の受け入れも随時行っています。

 

このほかにも提携校を拡大中です。詳しくは「国際交流委員会」をご覧ください。

カリキュラム改編実行委員会活動(平成24~26年度)

【全体会議】

カリキュラム改編実行委員会全体会     第1回(平成24年5月)~第16回開催

カリキュラム改編特別講演会・FD(アドバンストワークショップ等)   5回開催

 

【グループ別会議】 リーダー・サブリーダー会議      第1回(平成24年5月)~ 10回開催

一般教育・基礎医学グループ会議(基礎教授懇談会を含む)  8回開催

臨床医学入門担当者会議                  4回開催

臨床医学・臨床実習グループ会議              10回開催

横断的領域・新たな領域グループ会議            4回開催

カリキュラム評価検討チーム                8回開催 

 

【視察その他】

鹿児島大学医歯学教育開発センター視察(平成24年3月)

秋田大学1年次症候学視察(平成25年5月)

東京医科歯科大学臨床実習見学会(平成25年11月)  等

                                             平成25年12月1日現在