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東京医科大学 皮膚科学教室
Tokyo Medical University
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白斑外来

■ 白斑とは
正式には尋常性白斑と言い、いろいろな部位の皮膚の色が消失してまだらに白くなっていく病気です。 生まれた時にはないのですが、子供から老人までのあらゆる年齢で突然発症するのが特徴です。2つに分類されます。一つは汎発型と呼ばれるタイプで、体のあちこちに白斑が出現し、進行するとほぼ左右対称性となります。 もう一つは分節型と言い、体の左右のどちらかにだけ白斑が見られます。

■ 白斑外来では
尋常性白斑(いわゆる“しろなまず”)だけでなく、炎症後色素脱失(やけどの後などの白いあざ)、脱色素性母斑(生まれつきの白斑)など皮膚の色が白くなる病気すべてを扱っている専門外来です。白斑の専門外来は全国的にも少なく、病気に関する情報も十分とはいえません。どこで相談すればよいのか悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。白斑を専門的にやってきた長年の経験を生かして、さまざまなご質問にお答えできると思います。

■ 治療について
尋常性白斑にはステロイド外用・内服療法を中心に、紫外線療法などを併用しています。当院ではエキシマライト、ナローバンドUVBなどによる紫外線治療を行っています。希望されれば、白斑をかくすための角質着色剤(ダドレス)やカバーマークのご紹介も行っています。

■ ワンポイント
エキシマライトによる紫外線療法を行っている施設は都内でも少なく、当院には遠方からの患者様も多く来院されます。白斑でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。