〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1  03(3342)6111代表
東京医科大学 皮膚科学教室
Tokyo Medical University
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概要
東京医科大学皮膚科学講座は、病院として西新宿の東京医科大学病院(1015床、有給定員13)、八王子市の八王子医療センター(616床、有給定員3)、茨城県阿見町の茨城医療センター(548床、有給定員2)を持ち、関連病院として厚生中央病院、都立多摩総合医療センター、戸田中央病院、上尾中央病院、新座志木中央病院などに医局員を派遣しています。 現在、教室員は約 50名であり、同門会組織として「東皮会」があります。

診療
東京医科大学病院をはじめ関連の病院では皮膚科疾患全般を扱っていますが、特にアトピー性皮膚炎、乾癬、脱毛症、白斑、膠原病と皮膚潰瘍、皮膚悪性腫瘍、感染症、遺伝性角化症、水疱症などの分野に力を入れています。治療ではアトピー性皮膚炎の教育入院、乾癬の生物学的製剤治療(・光化学療法)、円形脱毛症の局所免疫療法、白斑の表皮移植術、リンパ腫や皮膚癌の手術療法、化学療法に実績があります。東京医科大学病院の入院治療については、皮膚悪性腫瘍(特に悪性黒色腫、有棘細胞癌、乳房外Paget病、リンパ腫など)、アトピー性皮膚炎、乾癬、薬疹、水疱症、感染症などの患者様が数多く入院されています。差額ベッド料金が比較的安いので、経済的不安も少なく入院していただけます。

教育
教育は医科大学の使命であり、学生、医局員の教育には最大限の努力をしています。皮膚科学の系統講義、ベッドサイド教育、国試対策に当たっては、医局員に講座内教員としての自覚を持たせ、積極的に後輩を指導させています。 医局員の教育については、前期・後期研修医期間を通じて皮膚科学の基本的知識と臨床技術の修得に専心させ、卒後5年目からは研究グループごとに研修させています。履修分野としては、皮膚診断学、内科的患者管理、皮膚外科、皮膚病理をバランスよく修得させるようにしています。皮膚科専門医を取得することが在籍医局員全員の最低限の目標です。また研究を志望する人は大学院や助教コースを経て医学博士(乙)の称号の獲得を目指します。

研究
これまでの研究実績を土台にして、国内のみならず世界にアピールできる独創性の高い研究を目指しています。研究分野としては、最近注目を集めている再生医学や老化に関する研究、アトピー性皮膚炎の病態、腫瘍や乾癬など細胞の増殖と分化に関する研究などを強化したいと考えています。

医療連携
近隣医療機関との緊密な連携は良質な医療を提供する上で必須な条件です。当科ではご紹介していただいた患者様の診断・治療経過について必ずお返事するようにしております(未返事率2%)。また、相互扶助としての医師の派遣、医局会・研究会の開催を通じた医療知識と技術の向上に努めていきたいと考えています。