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東京医科大学小児科学教室:研修案内(精神)
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研修案内
東京医大小児科で
どのような後期臨床研修ができるか.
初期研修2年間が義務化され,3年目から小児科での研修が開始されるため,卒後3,4,5年は新生児,未熟児の研修を含む小児科専門医を取得するための研修を行います.最初の3年間で小児科専門医の試験の際に提出する症例要約に必要な症例を経験できます.
卒後6年途中で小児科専門医試験を受けて,その後希望があれば専門医療機関での臨床研修を6か月から1年程度予定します.
また医学博士の学位を取得する希望があれば,そのための研究を卒後6年から開始します.分野によっては卒後4-5年から,専門医取得のための臨床研修と並行して学位取得のための研究を開始します.
最終更新日2006-07-25
国内での専門分野の臨床研修
- 日本赤十字医療センタ
- 新生児の臨床研修
- 葛飾赤十字産院
- 新生児の臨床研修
- 東京女子医大周産期センター
- 未熟児・新生児の臨床
- 東京女子医大循環器センター
- 先天性心疾患の診断と治療
- 東京女子医大腎センター
- 小児の腎疾患・臨床
- 都立梅が丘病院(児童精神科)
- 小児の精神疾患・臨床研修
- 国立国府台病院児童精神科
- 小児の精神疾患・臨床研修
- 成育医療センター
- 心の診療部
- 岡山大学小児神経科
- 臨床てんかん学
- 東京大学・医科学研究所
- 小児の血液疾患、悪性腫瘍・臨床研修・研究
- 岡山大学小児神経科
- 臨床てんかん学
- 東京大学・医科学研究所
- 小児の血液疾患、悪性腫瘍・臨床研修・研究
- 聖マリアンナ医科大学呼吸器内科
- 大人の呼吸器疾患の研修・研究
最終更新日2006-07-25
学位研究
- 小児科研究室
- 感染・免疫
- 東京医大免疫学教室
- アポトーシス
- 東京医大公衆衛生学(勝村教授)
- 近赤外線を使った運動生理
- 内科学第1講座
- 血液疾患・悪性腫瘍
- 北里研究所・ウイルス1室
- ウイルス遺伝子の解析
- 国立精神神経センター
- 神経・筋疾患、神経病理
- 神奈川県立こども医療センター病理部
- 小児病理
- 国立小児病院・小児医療研究センター
- 先天異常の遺伝子解析
- 自治医大血液内科
- 遺伝子治療・研究
- 東京薬科大学
- 気管支喘息の研究
最終更新日2006-07-25
学位取得後の研修・研究
- オクスフォード
- 臨床脳波学
- フィラデルフィア小児病院
- 感染免疫
- セントポールてんかんセンター
- 臨床てんかん学
- ロンドン大学
- シグナル伝達
- カロリンスカ研究所
- アポトーシス
合計 25施設
最終更新日2006-07-25
発達行動小児科学,小児精神医学
(教授 星加明德)
外来での研修
月曜日,金曜日の第1診察室(担当:星加)の外来の特色として,トウレット障害と軽度発達障害(高機能自閉症,アスペルガー障害,注意欠陥多動性障害,軽度知的障害など)が,それぞれ1/3ずつ,残りの1/3が排泄障害や不登校などです.
外来陪席では,発達障害の疑いのある初診の患者さんが来たとき,私とお母さんが話している間に患者さんと遊んでもらって,あるいは診察室の中での行動から,多動がある,視線が合わない,会話のイントネーションがおかしいなど,その子の行動や言葉の特徴をみてもらいます.再診の場合は,学校のある時は本人は学校に行ってもらい,お母さんだけに来てもらって経過を聞き,困ったことをどうすればよいか,お薬が必要かなどを評価していきます.また,一人一人のお子さんの診察の前に,2ー3分の説明の時間をとって,診察場面をみてもらい,どのようなことが問題になるかを研修します.診察が終わったあと少し説明を追加することもあります.
このような研修で,小児科を受診する知的に遅れのない発達障害や,トウレット障害などのこの分野の外来診療での一般的な知識を習得できます.
最終更新日2006-07-25
診療の実際
- チック,トウレット障害
- 医学的,心理学的評価を行い,チックがあることで日常生活に支障があるかを聞きます.支障があるときはお薬が必要かどうかを判定します.お薬が必要な場合は,適切なお薬の種類や有効な量を決めていきます.
- 軽度発達障害(高機能自閉症,アスペルガー障害,注意欠陥多動性障害など)
- 医学的,心理学的評価を行います.定期的に受診してもらって経過を確認していくだけでよいのか,学校での通級が必要か,お薬が必要かなどを考えていきます.
- 排泄障害(夜尿症,昼間遺尿症,遺糞症)
- 排泄障害では,隠れた病気がないかを診断して,必要な治療を考えます.夜尿症では,修学旅行や林間学校の時にどうすればよいか,昼間遺尿症や遺糞症では,軽度発達障害の併存がないか,どのお薬を使えばお友達に気づかれない程度に漏れる量を減らせるかを考えていきます.
- 不登校
- 学校に行けなくなったお子さんが,何か病気が隠れていないか診断をします.長い心理的治療が必要か,お薬が必要かなどもみていきます.必要なら児童青年期の精神的問題を専門に診療する医師に紹介します.
- 睡眠障害(夜驚症,夢中遊行)
- 夜驚症や夢中遊行では,夜間の異常な行動が本当に夜驚症として良いのか,ほかの病気ではないかを調べます.また回数が多くてご家族が眠れないようなとき,事故をおこす可能性があるときは,お薬を出します.
- 場面緘黙
- 場面緘黙では,その裏に軽度発達障害が無いか,家庭や学校生活で問題がないかを評価します.必要なら生活についてのアドバイスやお薬も考えます.
最終更新日2006-07-25
他施設での専門研修
小児科外来に受診するこの分野の多くの患者さんは,ほとんどは入院の必要のない子どもです.ただ少数ですが,入院が必要な場合があります.症状が強い,家族が疲れてきて家でめんどうをみることが難しいなどの理由で入院が必要なことがあります.
東京医大病院では,そのような子どもの入院はできませんので,他の専門病院(多くは都立梅が丘病院)に紹介します.
入院に至るような子どもたちの診療を経験することも必要です.この分野の臨床研修の専門医療機関としては,今までに国立国府台病院児童精神科で1名,都立梅が丘病院で5名,成育医療センターで1名が,3か月から1年の専門研修を受けています.
最終更新日2006-07-25
学位取得
この分野での学位は,前述の疾患の臨床的特徴を検討して学位論文を作成します.今までに1睡眠驚愕障害(夜驚症)と睡眠中に起こる非痙攣性てんかん発作(1名),2睡眠驚愕障害の臨床像の検討(1名),トウレット障害(2名)が,学位を取得しました.また現在1名がトウレット障害と高機能広汎性発達障害の併存例の検討で学位を準備中です.
最終更新日2006-07-25