法人・大学

新年のご挨拶 理事長 矢﨑 義雄

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理事長 矢﨑 義雄

 明けましておめでとうございます。

 新しい年を迎え、皆様に年頭のご挨拶を申し上げます。

 本年は、大学創立100周年を祝賀した後、いよいよ念願の大学病院の新築開院などを目前に控えて、大きく飛躍する記念すべき年になると期待されました。しかるに、誠に残念なことに、昨年、本学の教学の理念である校是「正義・友愛・奉仕」を根幹から揺るがす不祥事が明らかとなり、社会からの信頼が失われると言う、大学の存続も危ぶまれる重大な危機に直面しました。このような事態ですが、大学は真正面から真摯に向き合い、不祥事の連鎖を断ちきるために、大学運営の透明性を高め、ガバナンスとコンプライアンスを確立し、外部の第三者評価が直接反映される新たな組織体制を構築すると言う、抜本的な改革が可能となる寄附行為の改正を行いました。その結果、12月22日には新しい理事、評議員が選出されて、この間取り組んできた改革をさらに大きく前進させ、継続することも可能になりました。そして、一刻も早くに事態の全貌を把握することにより、東京医科大学の信頼を回復して再生するための、さらなる具体的な、そして長期的な方針を示す必要がありました。幸いにも、第三者委員会は12月末日までには最終報告書を提出すると言う当初の期限を守られ、年末の12月29日に公表することができました。そして、本学が報告書に従って、入試における問題行為で被害を受けられた方々に誠意を持って適切に対応することを示した方針もホームページに掲示することができました。ここまで、ご協力いただきましたご関係の皆様に深甚の感謝を申し上げます。

 さて、新年を迎えて、以前と変わらず受診していただいております患者の皆様のご要望にお応えするとともに「患者とともに歩む医療人を育てる」と言う本学の使命を果たすために、本年が、教職員一体となって、今回の事象の社会的、道義的責任を反省しつつ、新たな気持ちで前進を始める年になればと思っております。

 本年は平成最後の年になりますが、皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げますとともに、東京医科大学再生の元年になりますよう一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。

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