研究活動

2019年8月31日に「第8回医薬工3大学包括連携推進シンポジウム」を開催 〜医学薬学工学連携で広がる新しい世界を目指して〜

 2019年8月31日(土)に「第8回医薬工3大学包括連携推進シンポジウム」が東京医科大学新宿キャンパスの第一講堂と記念会館で開催されました。これは、2010年9月17日に、東京薬科大学工学院大学との間で結ばれた3大学包括連携協定の活動の一つであり、今後の学生教育・研究活動を深める取り組みを目指すものです。今年で8回目を迎え、多くの方にご参加頂き、会場はほぼ満席の状態でシンポジウムがスタートしました。

 まず、会場校挨拶として本学の林由起子学長よりお話があり、その後、東京薬科大学の平塚明学長、工学院大学の佐藤光史学長からのご挨拶に続いて、3題の特別講演が行われました。

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 今回は、「医学薬学工学連携で広がる新しい世界」をテーマに、本学組織・神経解剖学分野 石龍徳主任教授の講演「成体脳のニューロン新生:ネズミとヒトの研究から」、東京薬科大学生命科学部 深見希代子教授の講演「イノシトールリン脂質代謝による上皮細胞維持機構」、工学院大学電気電子工学科 向井正和准教授の講演「耳小骨検査の正診率向上のためのニューラルネットワークを用いたデータ解析」が行われました。また、工学院大学から新たな取組みである共生工学研究センターの開設を記念して、蘇州大学機電工程学院 高強教授より「ジェスチャーで車いすをコントロールする研究」の発表がありました。いずれの講演も今後の3大学間の共同研究のさらなる進展の可能性を感じさせる内容でした。


 続いて、記念会館地下に会場を移動し、ポスターセッション・医薬工交流会が行われました。本シンポジウムの目的は、3校が互いの研究内容を知り、相互の連携を開始する手がかりを見つけるということにあります。そこで、今回も前回同様に、立食パーティー形式でリラックスした雰囲気の中ポスターセッションが行われました。演題数は過去の医薬工3大学包括連携推進シンポジウムの中では最も多く、本学から25演題、東京薬科大学から12演題、工学院大学から10演題、工学院大学の姉妹校の蘇州大学から1演題、北京航空航天大学から5演題、計53演題の発表がありました。様々な分野の研究者の発表があり、本学の関連する基礎医学や臨床科との共同研究の発展性を感じました。最後に、本学石副学長(研究科長)の挨拶をもって、無事にシンポジウムが終了しました。

■世話人:分子病理学分野 黒田 雅彦 主任教授のコメント
 単科系の私立大学として長い伝統と実績を持つ3大学が、医薬・薬学・工学という分野で連携することは、我が国においても非常に特色のある大学間連携であると考えられます。本シンポジウムを継続的に行うことによって、3大学がそれぞれ連携可能な分野への相互理解を深め、より高度で専門的な医薬工連携を行い、相乗効果を発揮することが期待されます。

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