ダイバーシティ推進センターでは、令和2年7月29日(水)午後5時より「医師を目指す中高生と保護者のための講演会」をオンラインで開催しました。職業としての医師の紹介や医学部の模擬授業をプログラムとした内容で、親子視聴も多く、250名を超える参加がありました。
今年度は東邦大学医学部耳鼻咽喉科学講座〈佐倉〉教授の鈴木光也先生(昭和58年卒業生)と本学細胞生理学 主任教授の横山詩子先生より講演を頂きました。講演会は公衆衛生学 講師の小田切優子先生が司会となり、始めに林由起子学長より開会のご挨拶がありました。
特別講演①として鈴木光也先生より「超高齢社会の問題点と耳鼻咽喉科の役割」と題して、最初に、耳鼻咽喉科の診療内容や医師の役割について、ご自身の歩んできた道を交えながら紹介がありました。つぎに、それが現在及び将来の超高齢社会とどのように関係するのかについて説明がありました。現在の社会的な問題と医師の仕事の関係が分かりやすく理解できる大変貴重な講演でした。
つづいて特別講演②として横山詩子先生より「医学生が学んでいる進化するいのちの科学」と題して、本学医学科のカリキュラムや講義・実習について、授業風景を含めた画像で分かりやすく紹介されました。また、実際の生理学の授業内容と、医学研究や医療との関係を、ご自身のキャリア形成なども含めながら、分かりやすく説明され、医学部受験者に大変参考になる講演となりました。
講演後、お二人の講演についての質問をオンラインで受け付け、たくさんのご質問を頂きました。多くの質問に、お二人の先生が丁寧にお答えになり、予定時間を超える講演会となりました。最後にダイバーシティ推進センター教授、大久保ゆかり副センター長より閉会のご挨拶があり、盛況のうちに終了致しました。