2024/03/08
大学院 研究活動

本学糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 岩崎源 臨床研究医が、第66回日本甲状腺学会学術集会において「ロシュ若手奨励賞(YIA)」を受賞

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賞状を手にする岩崎源臨床研究医(中央)と糖尿病・代謝・内分泌内科学分野の鈴木亮主任教授(右)、酒井裕幸准教授(左)

 2023年12月9日、本学の社会人大学院生でもある糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 岩崎源 臨床研究医が第66回日本甲状腺学会学術集会において「ロシュ若手奨励賞(YIA)」を受賞されました。この賞は、甲状腺学の臨床・研究の活性化を促進するために、優れた若手研究者を選出し、奨励するものです。

【受賞演題】

甲状腺ペルオキシダーゼ活性におけるジスルフィド結合の重要性の検討

【受賞理由】

 甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)は甲状腺ホルモン産生において重要な役割を果たしているタンパク質です。TPOの酵素活性においてジスルフィド結合が重要な働きをしている可能性が高いとされていますが、網羅的に解析した研究はありませんでした。我々は、TPOにおけるジスルフィド結合の重要性を評価するため、TPOに存在する全てのジスルフィド結合の変異をin vitroで作製し、全ての変異体にて活性が低下することを示しました。その結果より、TPO活性においてジスルフィド結合が重要であることを証明しました。

■受賞者コメント(糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 岩崎源 臨床研究医

 この度は、このような歴史ある学会で若手奨励賞を受賞することができ大変光栄に思います。本研究は、臨床診療にて新規遺伝子変異を発見したことから始まり、基礎研究へ発展させることができました。なかなか結果が出ず、焦りを感じることもありましたが、糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 鈴木亮主任教授、酒井裕幸准教授、諏訪内浩紹講師、薬理学分野 金蔵孝介主任教授のほか、外部の先生方にもサポートしていただき発表できる形となりました。

 本研究は甲状腺の先天性疾患の原因究明やバセドウ病/橋本病の創薬にもつながる可能性がある研究のため、今後も研究に励んでいきます。

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