2024年7月26日(金)に、循環器内科学分野 椎名一紀准教授、眼科学分野 川上摂子臨床講師、大学病院シミュレーションセンター冷水育助教、杉原ひとみ看護師および生涯教育センタースタッフの協力のもと、東京都の東京女学館中学校・高等学校の中学3年生~高校3年生12名(中学生3名・高校生9名)が来訪し、受け入れを実施しました。
同校には医学の道を志す生徒たちが多く在籍しており、今回、夏期学習講座として、医科大学を訪問し、医師、看護師等医療職のキャリア教育と医療体験学習を受けたいと申し入れがありました。
当日は、西新宿キャンパスの教育研究棟(自主自学館)にあるシミュレーションセンターで行いました。はじめに医療体験学習で冷水先生、杉原看護師の指導のもと、聴診器の使い方や高機能シミュレータを用いた脈拍や心音の確認、身近なものを使った応急処置など、実践的に学びました。その後、椎名先生からは循環器内科で行っている心臓カテーテルの検査についての説明が、続いて川上先生からは眼科医になるまでのキャリアプランについての講義があり、生徒さんからの事前質問に丁寧に回答し、学びを深めました。
<参加した生徒からのコメント>
私が目指す将来へ向けて大切なこの時期に、貴重な機会をいただきありがとうございました。今回の東京医科大学へ伺う夏期学習講座を知った時、私は嬉しくてすぐに申し込みをしました。
当日は生徒みんなの想像を上回り、とても充実したものでした。中でも等身大の患者シミュレータがとても高度なもので私は興奮しました。呼吸に合わせて胸が膨らんだり、聴診器を当てると心拍が聞こえたりします。この機械で、身体の「異常な状態を学ぶ」大切さをレクチャーしてくださいました。心臓カテーテルについて学ぶことも現場を見たことも初めてで、今の受験勉強の先にある大学での学びを想像できた貴重な瞬間でした。最後には女学館卒業生の医師の方とも出会うことができ、たくさんの先生が作ってくださったこの機会に感謝しています。
医学を学びたいという強い気持ちを応援してくれる先生方がいることを励みに、今後の勉強を頑張りたいと思います。
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今回、東京医科大学病院を訪問し、循環器内科学などにおける最先端の医療を間近で拝見することができる素晴らしい機会をご用意いただき、心よりお礼申し上げます。
医療スタッフの皆様のわかりやすい解説と専門的な診療に基づく体験により、「国際化し、多様化する社会に貢献できる医療従事者になる」という夢をより明確にすることができました。このような貴重な体験の機会を準備してくださった東京医科大学病院の皆様と大学関係者に、改めて感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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