2024年8月29日(木)に、大学病院にて吉祥女子中学・高等学校との高大連携プログラムを実施し、医学部進学を目指す中学3年生~高校3年生12名が参加しました。
本学と吉祥女子中学・高等学校は1月12日(金)に高大連携協定を締結しており、今回は記念すべき第1回目の開催でした。プログラム内容は、以下の通りです。
≪プログラム内容≫
- 手術室見学
- 医療体験学習
- 卒業生講演「女性医師としてのキャリアについて」
≪協力≫
大学病院
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 塚原 清彰 主任教授
救命救急センター 内田 康太郎 講師
健診予防医学センター 斉藤 智子 病院助教
シミュレーションセンター 冷水 育 助教、杉原 ひとみ 看護師
耳鼻咽喉科・頭頸部外科および皮膚科の医局スタッフ
生涯教育センタースタッフ
法人企画部 広報・社会連携推進室
はじめに、塚原先生、内田先生による手術室見学が行われました。生徒たちは術衣に着替えて手術室の中へ入り、頭頸部外科や心臓血管外科、脳神経外科手術および、消化器外科のダヴィンチ手術を、先生の説明を受けながら間近で見学しました。
続いて、シミュレーションセンターへ移動し、医療体験学習を行いました。塚原先生指導のもと皮膚の縫合を、内田先生指導のもと気管挿管を、冷水先生指導のもと高機能シミュレータを用いた診療方法を学びました。また、耳鼻咽喉科・頭頸部外科および皮膚科の医局スタッフ指導のもと採血やBLS(一次救命処置)のやり方を学びました。
最後に、吉祥女子中学・高等学校をご卒業された斉藤先生より、女性医師のキャリアについての講演があり、その後、生徒からの質問をもとにフリーディスカッションを行いました。
参加した生徒たちからは、「病院で働くには人を助けるために頑張り続けるという相当な覚悟が必要だと実感した」「医師という仕事の尊さを感じると同時に将来自分も医師になりたいという気持ちが強まった」「たくさんの先生たちが力を合わせて、1人の患者さんを救っているのだなということを実感した」といった感想をいただきました。
多くの教職員の協力により、医療職の魅力が伝えられ、盛況のうちに終了することができました。今後も引き続き、高大連携を深めるための取り組みを行ってまいります。
(アドミッションセンター)