2026/08/12
大学院医学研究科 研究活動

大学院医学研究科博士課程2年の瀬谷のどかさんが第33回国際計量生物学会(33rd International Biometric Conference)にて「Young Statisticians' Showcase Award」を受賞

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賞状を手にする瀬谷のどかさん(左)と指導教員の医療データサイエンス分野 田栗正隆 主任教授(右)

 大学院医学研究科博士課程2年の瀬谷のどかさんが、2026年7月12日から16日に開催された第33回国際計量生物学会(33rd International Biometric Conference)において口頭発表を行い、「Young Statisticians' Showcase Award」を受賞しました。

 Young Statisticians' Showcase Awardは、口頭発表に採択された若手研究者のうち、優れた論文を提出した者に授与される賞です。若手研究者には、学生だけでなく、2023年以降に学位を取得した研究者も含まれます。論文は、Clarity、Innovation、Methodology、Applicationの4つの観点から、複数の独立した匿名審査委員によって審査され、世界5大陸から1名ずつ受賞者が選出されます。

 今回、瀬谷さんの「Covariate-adaptive randomization using historical data」と題した研究が高く評価され、Young Statisticians' Showcase Awardの受賞となりました。



■指導教員コメント(医療データサイエンス分野 田栗正隆 主任教授)


 瀬谷さん、International Biometric Conference (IBC) におけるYoung Statisticians' Showcase Awardの受賞、おめでとうございます! IBCは計量生物学分野を代表する国際学会であり、本賞は世界各地域から優れた若手研究者が1名ずつ選出される、大変栄誉ある賞です。本研究では、臨床試験で頻用される共変量適応的ランダム化に過去データを活用し、より高い推定精度で適切な統計的推論を行う方法を開発しました。審査の過程では、発想の面白さと、提案する推定量の性能の両面が高く評価されたものと思います。これからも自分自身がやりたい研究を追究し、国際的に活躍する研究者を目指していってください。

■受賞者コメント(大学院医学研究科 博士課程2年 瀬谷のどかさん)

 本研究では、臨床試験の割付デザインとして用いられる共変量適応的ランダム化法が抱える推定精度と推論に関する課題を改善する新たな統計手法を提案しました。

 本研究を現在の形にまとめることができたのは、田栗正隆先生をはじめとする共同研究者の皆様との貴重な議論やご指導があったからこそです。共同研究者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 同時に、本研究は、私自身が研究活動の中で抱いた問題意識を出発点とし、その解決に向けて考えたアイデアを形にしてきたものでもあります。今回の受賞は、今後の研究活動への自信にもつながりました。

 これからも変わらず、自分自身が「面白い」「有意義だ」と感じることを追究する姿勢を大切にし、研究活動に邁進してまいります。

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