主任教授
井上 茂
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概要
本分野では、公衆衛生学的諸問題の中でも、特に「身体活動・運動と生活習慣病対策」「職域におけるメンタルヘルス対策」「一般市民における感染予防対策」を主な研究テーマとしています(具体的な内容は当分野HPをご覧ください)。また、研究成果を元に、「健康日本21」「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」「国民健康・栄養調査」「職業性ストレス簡易調査票」等の施策に関与してきました。国際的なネットワークを強みとし、様々な学問領域と協力しながら研究を進めています。
また、社会医学に使命感と熱意のある医師が、社会医学領域での専門性を高めて、本領域をさらに発展させていくことが社会的に求められおり、本分野において、「一般社団法人 社会医学系専門医協会」に認定された東京医科大学社会医学系専門医研修プログラム(2017年3月18日認定)を提供しています。
教育内容
行動科学・患者学Ⅰ(医学科2年)、医学・医療と社会Ⅰ(医学科3年)、医学・医療と社会Ⅱ(医学科4年)、グループ別自主研究(医学科4年)、社会医学・地域医療 2022BSL(医学科4、5年)、臨床医学Ⅴ(社会医学系)Section6(医学科6年)、総合試験・国家試験対策講義(公衆衛生)(医学科6年)、疫学(看護学科2年)
主な研究領域(研究内容)
- 疫学、公衆衛生学、産業衛生学
- 生活習慣病予防のための疫学研究
- 身体活動・運動の疫学研究
- 職業性ストレスとその健康影響に関する研究
- 一般市民における感染予防行動に関する研究
大学院医学研究科について
担当科目名名称
公衆衛生学( 詳しくは当分野のHPをご覧ください。)
講義概要
公衆衛生は集団の生を衛ることを目的とした科学でありart(技術)です。この本質を理解し、様々な健康問題を社会的視点からとらえ、健康問題発生の原因究明のための手法である疫学の知識と手法を活用し、問題解決に向かう実践能力を養うための講義・実習を行っています。大学院生が研究テーマ選定となる知識とスキルを身につけ、研究の醍醐味を味わえるよう、論文完成にむけて担当教職員を中心に全教職員がサポートします。