主任教授
里見 和浩
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概要
昭和19年9月に「循環器病学の研究、診療、教育を通した人間形成」という目標を掲げて設置された第2内科を前身とする歴史のある教室です。循環器内科学は心臓、血管疾患を対象として、予防、診断プロセス(心電図、画像)、科学的根拠に基づく治療、さらに救急・集中治療・リハビリテーションまで、幅広く学びます。主な研究テーマは、血管機能、冠循環、循環器画像診断、不整脈、心不全、睡眠時無呼吸と心不全、循環器予防医学などで、重要な情報を発信する一方、多くの臨床医・研究者を養成しています。
教育内容
主な研究領域(研究内容)
- 不整脈治療に対する臨床研究(カテーテルアブレーション、デバイス、薬物治療)
- 虚血性心疾患の診断と治療、冠循環生理
- 心不全の治療・管理
- 循環器疾患の非侵襲的画像診断
- 動脈硬化の非侵襲的診断および血管機能検査・循環器予防医学
- 肺高血圧症の診断と治療
- 睡眠呼吸障害と循環器疾患に関する研究
- 心筋症の遺伝子診断
- 心構造疾患(大動脈弁狭窄症、僧帽弁逆流症など)に対する経カテーテル的弁膜症治療
大学院医学研究科について
担当科目名名称
循環器内科学
講義概要
■目的
大学院での研究を通じて、循環器疾患の疫学、病態を理解し、エビデンスに基づいて論理的に診断・治療を組み立ててゆく能力を養います。また、新しい診断・治療法の開発や疾患概念の見直しができる柔軟な思考力、それを現実の形にするための実行力を養います。
■主な研究課題
不整脈に対する新たな治療の開発・臨床研究、動脈硬化の早期診断法としての血管機能解析、循環器疾患と睡眠呼吸障害の関連、非侵襲的診断法による冠動脈プラークの検出、心筋虚血の生理学的評価法の確立と臨床への応用、重症心不全のホームモニタリング、慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するハイブリッド治療などです。