入澤 亮吉(いりさわ りょうきち)

入澤 亮吉

経歴
神奈川県出身
1988年 東京医科大学卒業
1989年 東京医科大学病院 皮膚科学教室入局
1990-1991年 東京医科大学八王子医療センター 免疫血液内科研修
1998-2002年 厚生中央病院皮膚科
2002年 東京医科大学病院皮膚科 助教
2005-2006年 東京医科大学病院皮膚科医局長
2007-2013年 東京医科大学病院皮膚科病棟医長
2018年 東京医科大学病院皮膚科 院内講師
2021年11月 東京医科大学病院皮膚科 講師

 

資格
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本性感染症学会認定医

 

学会役員、その他役職など
日本皮膚科学会 東京支部代議員
日本褥瘡学会 評議員
日本皮膚悪性腫瘍学会 評議員
特定非営利活動法人円形脱毛症の患者会 監事

 

得意分野
【皮膚外科】
特に悪性の皮膚腫瘍を専門に扱っています。手術法は患者様との相談で整容的にも満足のいく方法を考えるように心がけています。悪性腫瘍については手術療法のほか、化学療法や放射線療法などさまざまな治療法がありますが患者様の生活を第一に考え最善の方法を考えていきます。悪性黒色腫、有棘細胞がんにおいてはリンパ節転移の検索のためセンチネルリンパ節生検を行っていますが、そのほかの癌腫(乳房外パジェット病、メルケル細胞がんなど)についても試験的に導入をしています。 悪性黒色腫の治療に関してはステージの進んだ患者様においても有効な薬剤(BRAF阻害剤、免疫チェックポイント阻害剤など)が続々と開発されていて効果を上げています。 血管肉腫については放射線療法と化学療法を組み合わせた治療法のほか、旧来のインタロイキン-2あるいはパゾパニブといった新規の分子標的薬などを患者様の状態に合わせて選択し治療しています。
 【脱毛症】
円形脱毛症、男性型脱毛症、瘢痕性脱毛症、女性の脱毛症などの頭髪、頭皮のトラブルの治療を行っています。脱毛症は精神的なダメージも少なくない疾患です。患者様の身になって訴えによく耳を傾けるよう心掛けています。最近、重症の円形脱毛症に対してJAK阻害薬(オルミエント®、リットフーロ®)があいついで発売され、効果を上げています。脱毛症の専門外来では常時200人以上の方が通院されていますので、受診時お待たせしてご迷惑をおかけしています。 お時間に余裕を持ってお出かけください。

 

ひとこと
自分の家族がその病気になったらどう治療するか?と常に自問しています。

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研究・業績