医局員の声

昨年入局してくれた新入医局員の、入局1年経ってからの感想や皮膚科への入局を選んだ理由などをご紹介します。

 

<医局員の声メニュー>

最新 2022年

 

入局から1年経ってどうですか?

まだまだ分からないことが多いです。ですが診断の分からない症例をご相談すると、医局の先生方は親身になってサポートしてくださります。自分はとても恵まれた環境にいると感じると同時に、更に勉強しなくてはならないと日々感じています。
先生方、看護師さん、患者さん、同期、家族のみなさんに支えていただいた1年でした。原田先生をはじめとする医局の先生方はとても優しく、わからないことを何でも丁寧に手取り足取り教えてくださり、無事に初めての学会発表や論文作成を終えることが出来ました。
入局後は皮膚科学の学習することの多さや難しさを実感していましたが、指導医の先生方から丁寧な指導をしていただき大変感謝しております。2023年度は皮膚科新入医局員が6人であり、新しい環境で戸惑ったり、自分の実力が足りず悩むことも多々ありましたが、同期に助けていただいたりして、お互いを助け合えるような関係を築くことができたと思います。
原田先生をはじめ医局の先生方は優しくユーモアがあり、当直や外勤の際にご相談するとすぐに返信して頂くなど、素晴らしい環境で研修できていること、心より感謝申し上げます。いろいろな方々に少しずつ恩返しができるよう、病気だけではなく患者さんの気持ちも汲み取れるような医師を目指し、初心を忘れずに日々精進していきます。
本院での1年間、楽しいながらも濃密な日々を送らせていただきました。都内の中でも様々な症例が経験できて恵まれていることを痛感しました。お忙しいのにもかかわらず、毎週水曜日に原田教授が勉強会を開いてくださったおかげで知識を増やすことができました。 同期は自分を含めて6人おり、和気藹々としながら互いに切磋琢磨できる最高の同期です。
病棟のチームの上司は何度も諦めずに指導して下さり、困っているとアドバイスをくれました。明るいチームでしたが、時には厳しく指導してくださり、大変学びの深い経験となりました。同期は皆明るいです。私が上級医に厳しい指導を受けた後など自分の仕事が終わっても医局で待っていてくれるような優しい所があります。

 

なぜ皮膚科に入局しようと思いましたか?

学生時代から皮膚科に興味があり、研修医の時に皮膚科をローテーションし梅林先生、加藤先生をはじめとする先生方にお世話になり、お仕事させていただいたことをきっかけに、より皮膚科に興味を持ち、入局を決断致しました。
生活に密着している皮膚科に魅力を感じました。また、皮膚症状と病理像を照らしながら見比べ、分類することが興味深く、病理診断科研修中に病理の先生に疑問点を質問し、自分なりに理解していくことがとても楽しかったのも、皮膚科を志望した理由です。
もともと幼い頃からアトピー性皮膚炎で苦しんでおり、皮膚科医になりたくて医学部に進学しました。将来的に都内に戻りたいと考えていましたが、見学した中で多種多様な分野に精通する先生方が多くいらっしゃる東京医科大学皮膚科で学びたいと強く思い、今日に至ります。
皮膚科に入局を決めるまでは様々な科で迷いがありました。初期研修を経て眼科や形成外科などの手技の多い科に惹かれるようになりました。その後、紆余曲折あり東医の皮膚科に入局いたしました。迎え入れていただいた原田先生にはとても感謝しています。
皮膚科は視診に加え採血や理学的検査による診断、外用・内服、時には生物学的製剤などの注射薬、光線療法に加え外科的な治療があり、とても学ぶべきことが多いです。そして専門も多岐に渡り、とても奥が深い学問だなと実感してます。
皮膚科に興味を持つようになったのは大学6年生の病院実習の際に皮膚科を1か月回らせて頂いた時です。私達の時はコロナが始まったばかりの頃で病院実習をする機会も少なかったのですが、その中でも外来見学を通し、目に見えて治療効果が実感できることに面白さを感じました。
また初期研修でも2ヶ月ほど回らせて頂き、皮膚疾患には様々なものがあり内科的面と外科的面の両方に触れることが出来ることに魅力を感じ、さらに興味を持ちました。またその際に、皮膚科の医局の先生方の雰囲気の良さも感じ、入局させて頂きたいと思うようになりました。

皮膚科学分野について

皮膚科診療について

研究・業績