伊藤 友章(いとう とものぶ)

経歴
山形県出身
1998年 東京医科大学卒業
2002年 東京医科大学大学院医学研究科皮膚科学専攻博士課程単位取得
2002-4年 順天堂大学 医学部アトピー疾患研究センター留学
2005年 東京医科大学病院 助手 医学博士
2007年 東京医科大学病院 助教
2008年 National Institute of Healthにアレルギー研究のため留学
2011年 東京医科大学病院 講師
2020年 東京医科大学病院 准教授
2024年 東京医科大学病院 教授
資格
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医・指導医
学会役員、その他役職など
日本皮膚科学会 専門医試験 アドバイザー, 広報渉外委員会 副委員長
日本皮膚科学会 東京支部 代議員・運営委員
日本アレルギー学会 代議員 試験問題作成委員, 「アレルゲン免疫療法の手引き」作成WG委員, 「皮膚テストの手引き」作成WG委員
日本皮膚免疫アレルギー学会 代議員, 倫理委員会委員, 選挙管理委員会委員
診療実績
【アトピー性皮膚炎】
難治性アトピー性皮膚炎はガイドラインに沿って治療し、早期に多職種連携を導入しております。
【蕁麻疹】
多くは原因不明な慢性特発性蕁麻疹が、蕁麻疹全体の半数以上です。治療はガイドラインに従って治療しております。必要な患者さんには生物学的製剤を使用します。また、コリン性蕁麻疹や寒冷蕁麻疹などにも対応しています。
【食物アレルギー】
近年大人の食物アレルギーは増えております。特に小麦アレルギー、小麦運動誘発性アナフィラキシー、花粉-食物アレルギー症候群、アニサキスアレルギーが多いです。また稀な食物アレルギーの場合は、皮膚テストと分子生物学的手法で原因抗原検索します。食物のアレルゲンの免疫療法はできません。誤食防止のマネージメント治療を行います。
【皮膚肥満細胞症】
皮膚肥満細胞症は非常に稀な病気で、子供も大人も発症します。当科ではWHO診断基準に基づき、皮膚生検とc-kitの遺伝子解析で診断します。遺伝子変異がある場合は他科と連携し追加検査を行います。病型によって対応が異なります。難しい病気なため、患者さんやご家族にわかりやすく説明します。また症状や治療方法は個々に異なるため、適切な治療管理を行います。
【膠原病】
他科と連携しながら、毎週金曜日に膠原病外来を行っています。
研究内容
【アトピー性皮膚炎における肥満細胞の役割】
アトピー性皮膚炎の病因について肥満細胞を中心に解析しています。
ステロイドを使わない、外用剤で細胞内シグナルを抑制させ、アトピー性皮膚炎を改善させる創薬研究も行っております。
【新規食物アレルギーの原因抗原の解析】
知られていない食物アレルギーがたくさんあります。原因抗原を検索します。世界に発信しています。
【皮膚肥満細胞症】
日本人は少ないですが、欧米では、common diseaseです。病態解析をしています。
皮膚肥満細胞症患者向けの外用剤の創薬研究も行っております。
ひとこと
AD・蕁麻疹外来と膠原病外来を担当しています。治療は一緒に相談しながら進めます。最近、大人のアレルギー疾患が増えており、患者さんが多く待ち時間が長くなっています。ご了承ください。


