遺伝外来

皮膚科遺伝外来では、角化症、白皮症、母斑症、代謝異常症、先天性水疱症などの遺伝性皮膚疾患の患者様を診察しています。

 

近年、遺伝学・ゲノム学の発展とともに、遺伝子診断などの技術も急速に医療現場に導入されつつあり、同時に、遺伝カウンセリングを行なう外来の重要性が増しています。当外来では、遺伝性皮膚疾患の診療、遺伝カウンセリングや、必要に応じたさまざまな遺伝子検査の提供、コーディネイト、そして疾患のフォローアップを行っています。

対象となる方

すべての遺伝性皮膚疾患(例:神経線維腫症1型、結節性硬化症、魚鱗癬、掌蹠角化症、表皮水疱症、ダリエ病、ヘイリー=ヘイリー病、など)の方が対象です。また、その家族の方も対象となります。

特色

疾患の診療と遺伝相談、遺伝カウンセリングをおこなっています。納得のいく丁寧な説明を心がけ、患者様と共に病気を克服する努力をしています。

 

ご本人が遺伝性皮膚疾患、すなわち遺伝する皮膚病で悩んでいらっしゃる方、またはそのご家族の方、遺伝の問題で悩んでいらっしゃる方のご相談を専門にお受けしています。患者様とご家族のニーズに対応する遺伝カウンセリングを行ないます。 遺伝のしかた・検査・治療・気をつける事など、遺伝に関する問題を、適切な情報提供を行いつつ、専門医とともに話し合い、最善の解決方法をいっしょに考えていきます。

皮膚科学分野について

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研究・業績