東京医科大学医学部看護学科では、第4学年の選択科目として「国際看護フィールドワーク」という演習があります。海外におけるフィールドワークを通して、人々の生活や健康問題、また人々の健康への態度や知識を知り、それらを踏まえて、健康の社会的決定要因について学びます。また、人々の健康の回復、保持増進における現地の保健医療システムと保健医療人材の役割をとらえ、看護の普遍性について考えます。
<活動報告>
2024年度:ラオスで国際看護フィールドワークを実施
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実施期間:2024年9月1日~9月8日
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参加者:8名
- 実施内容:報告記事はこちら>>
- 一次から三次までの医療施設や農村部で実施されているアウトリーチ母子保健活動の見学
- カムアン県保健学校への訪問し、ラオスの看護教育について学習し、看護・助産を学ぶ学生との交流も実施
- 食用昆虫養殖事業について学習し、試食も実施
<活動報告>
2023年度:ラオスで国際看護フィールドワークを実施
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実施期間:2023年9月3日~9月10日
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参加者:14名
- 実施内容:報告記事はこちら>>
- JICAラオス事務所訪問、国立マホソット病院・カムアン県病院・サイブートン郡病院などの医療施設視察
- カムアン県立保健学校の訪問・看護学生との交流
- サイブートン郡農村部でアウトリーチ母子保健活動を見学
- 食用昆虫養殖事業について学習し、調理体験や試食も実施
2022年度:3か国(日本、フィリピン、インドネシア)での国際ワークショップをオンラインで実施
- 演習実施期間:2022年4月12日~9月26日
- 国際ワークショップ:2022年9月1日~9月26日
- 参加者:6名
- 実施内容:報告記事はこちら>>
フィリピンの第一アジア工科大学(FAITH)・インドネシアのムハマディア大学ジョグジャカルタ校(UMY)と本学で国際ワークショップを実施- 学内演習:世界各国の概況や健康課題、看護教育の状況を調べ事前学習
- 国際ワークショップ:
・学生が作成した大学紹介ビデオを上映
・各大学教員による各国の保健医療システムや看護教育の講義を英語で受講
・ジェンダーと健康、青少年の健康課題について自国の状況を英語で発表
2021年度:3か国(日本、フィリピン、インドネシア)での合同演習をオンラインで実施
- 実施期間:2021年9月3日~27日
- 参加者:4名
- 実施内容:報告記事はこちら>>
フィリピンの第一アジア工科大学(FAITH)とインドネシアのムハマディア大学ジョグジャカルタ校と東京医科大学で合同演習をオンラインで実施
*本学看護学科はインドネシア・ムハマディア大学と国際交流協定(MOU)を締結しています- 演習トピックについてまとめて発表(演習トピック:各国におけるCOVID-19の影響を、ヘルスケアシステム、女性、高齢者)
- 3か国の学生でグループディスカッション
- 3か国の看護学教員の講義
*演習前には、学生の日常生活を英語で紹介したムービーを作成
2020年度:中止
2019年度:フィリピンで国際看護フィールドワークを実施
- 実施期間:2019年9月8日~17日
- 参加者:4名
- 実施内容:フィリピンで国際看護フィールドワークを実施
- 第一アジア工科大学で講義、学生交流
- タナウアン市周辺の病院、ヘルスセンター、コミュニティの訪問(ヘルスシステム見学、患者アセスメント、家庭訪問での情報収集など)
- マニラでWHO西太平洋事務局見学訪問(施設見学、西太平洋地域での健康施策の講義)