令和3年7月21日(水)~8月18日(水)の期間に、第12回東京医科大学市民公開講座夏休み特別篇として、中高生向け夏休みオンライン公開講座「活躍の場はいろいろ!看護師・保健師・助産師の仕事を知ろう!」を開催しました。
今回の講座は、昨今のコロナ禍で「看護師」や「保健師」の活躍を耳にする機会も増えている中、そもそも看護職はどういう経緯で生まれ、具体的にどんな仕事があり、社会の中でどんな役割を果たしているのかなど、中高生の皆さんに知っていただき、一人でも多く「看護職」に興味のある人を増やし、医療職の裾野を広げることに貢献できればと考え、看護学科地域貢献活動委員会(委員長 呉珠響)により企画されました。
講座では、本学の看護学科教員から、「看護ってどんな仕事?」(基礎看護学領域 阿部幸恵)「専門領域①救急看護って?」(成人看護学領域 西塔依久美)「専門領域②こどもの看護って?」(こども看護学領域 岡本奈々子)「保健師ってどんな仕事?」(地域看護学領域 鈴木良美)「助産師ってどんな仕事?」(母性看護学領域 田村知子)と題して、それぞれ詳しい説明がなされました。
202件の申込みがあり、うち76%が高校生で、中学1年生からの申込みも10%あり、幅広く参加していただけました。またオンライン開催ということもあり、全国各地から申込みがあり、中には学校の先生から案内があったという声もありました。
参加者アンケートでは「今回の講座を聞いたことにより、救急看護師になるためにはどんな事が必要とされるのか具体的に理解することができ、よりなりたいという気持ちが強くなりました」「小児科看護師になりたいという夢があり、この動画を見てよりその想いが深まった」「保健師さんや助産師さんの具体的な仕事の内容が理解でき今後の進路決めにとても役に立ちました」「人の人生の一番最初に立ち会えるなんてやっぱり素晴らしい職業だと実感しました。助産師になれるように勉強を頑張りたいです」といった声の他、今回話を聞いて看護職を目指したいと思った人もおり、将来の職業選択に向けて有益な情報提供ができたと感じました。また、「看護師になりたいという気持ちが強くなると共に、東京医科大学で手厚くサポートしてもらいながら4年間学んでみたいと感じました」といった声もあり、嬉しい反響でした。
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