当研究チームでは、多発性骨髄腫をはじめ、がんを主な対象疾患とし、オートファジー誘導/阻害方法の開発を目指して、マクロライド系抗生剤などに対する分子標的の解析を行っています。
当研究チームは、グローバル化を視野に入れた米国の製薬企業との産学連携講座で、独自に開発した機能性ナノ磁性ビーズ技術を医療や創薬に応用展開し、がんや痴呆症などの難治疾患に対する革新的な予防・診断・治療薬および医療技術の開発を目指しています。
当研究チームはリウマチ滑膜細胞より小胞体関連分解のE3ユビキチン化酵素シノビオリンを発見・命名し、その全身性ノックアウトマウスがコラーゲン関節炎の発症と重症度に抵抗性を示すことを明らかとしました。さらに最近、同分子が線維化と肥満に関わることを見出しています。すでにシノビオリンは生物学的製剤への抵抗性因子であることも報告され、かつ私たちは世界で初めてとなる選択的RING型ユビキチン化阻害剤を同定しました。これらの背景より、同分子もしくはそれにより引き起こされる小胞体関連タンパク質分解系の異常がリウマチに代表されるロコモと肥満(メタボ)を解くカギと考え研究を推進します。
当研究チームは希少難治性疾患である骨格筋疾患を中心に研究を行っています。中でもタンパク質分解機構に異常のある筋原線維性ミオパチーや核膜タンパク質の異常による疾患群を中心に、様々な角度から病態解明を進めていきたいと考えています。
当研究チームでは、IL-12サイトカインファミリーの炎症や腫瘍に対する免疫制御機構や造血幹細胞の分化増殖制御機構の解明を中心に研究を行っています。その中で、最近このファミリーのサブユニット分子の1つが、小胞体で生合成された蛋白質の正しい高次構造形成を促進する新しい機能を有し、腸炎や腫瘍増殖の制御に関与していることを見出しました。そこで、本研究では、その作用
機序の解明等について研究を進めていきます。
・宮澤・平本チーム
・半田チーム
・中島チーム
・林チーム
・善本チーム
・生化学分野(宮澤・平本)
・ナノ粒子先端医学(半田)
・医学総合研究所(中島)
・病態生理学分野(林)
・医学総合研究所(善本)
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