「東京医大の研究」特設サイト
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「患者に優しい医療(低侵襲医療)」の実現に向けた研究活動

「患者に優しい医療(低侵襲医療)」
実現に向けた研究活動

07 ロボット手術開発 Research

Research

消化器・小児外科学分野 消化器癌に対するロボット支援手術の開発

当分野では、現在では最先端である各消化器癌に対するロボット支援手術の開発を、それぞれの臓器における保険収載以前より進めてきました。現在、食道から胃、肝臓、すい臓、結腸、直腸に至るまで全ての消化器癌に対してロボット支援手術を日常的に行っております。特に膵臓がんに対する手術は全国トップであり、微細な神経解剖に基づく術式を新たに確立するなど、日本や世界を牽引しております。全国各地からそのような技術を学ぶべく外科医が集まり、また患者様も全国各地から集まっております。ロボット支援手術のメッカとして、患者様に優しい、高度な手術をこれからも提供して参ります。

【分野HP】
東京医科大学 消化器・小児外科学分野
【研究実績に関する主な論文】
2023年5月 2020年6月

泌尿器科学分野 泌尿器科がんに対するロボット支援手術

近年外科治療において身体的負担が少ないロボット支援手術が多くの手術術式に適応されるようになってきています。当分野では2006年に前立腺癌に対するロボット支援下根治的前立腺摘除術を全国に先駆け開始しました。以後着実に手術実績を蓄積し本邦でも有数なロボット支援手術実施病院となっています。前立腺癌の手術後の経過は他の癌と比較して長く、長期の手術成績に関する報告はまだ十分とは言えません。当院では2020年に初めて長期予後に関する報告を行っています。今後はこれまでの膨大な症例をもとに、スマートフォンやPCを用い、より簡便に前立腺癌の予後予測が可能となるようなアプリケーションの開発にも取り組んでいます(https://komori.shinyapps.io/nomogram/)。また膀胱がん、腎臓がんに対するロボット支援下手術も行っています。

【分野HP】
東京医科大学 泌尿器科学分野
【研究実績に関する主な論文】
2022年3月23日 2020年9月25日