「東京医大の研究」特設サイト
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「患者に優しい医療(低侵襲医療)」の実現に向けた研究活動

「患者に優しい医療(低侵襲医療)」
実現に向けた研究活動

07 ロボット手術開発 Research

Research

泌尿器科学分野 泌尿器科がんに対するロボット支援手術

近年外科治療において身体的負担が少ないロボット支援手術が多くの手術術式に適応されるようになってきています。当分野では2006年に前立腺癌に対するロボット支援下根治的前立腺摘除術を全国に先駆け開始しました。以後着実に手術実績を蓄積し本邦でも有数なロボット支援手術実施病院となっています。前立腺癌の手術後の経過は他の癌と比較して長く、長期の手術成績に関する報告はまだ十分とは言えません。当院では2020年に初めて長期予後に関する報告を行っています。今後はこれまでの膨大な症例をもとに、スマートフォンやPCを用い、より簡便に前立腺癌の予後予測が可能となるようなアプリケーションの開発にも取り組んでいます(https://komori.shinyapps.io/nomogram/)。また膀胱がん、腎臓がんに対するロボット支援下手術も行っています。

【分野HP】
東京医科大学 泌尿器科学分野
【研究実績に関する主な論文】
2020年9月25日 2019年12月4日

呼吸器・甲状腺外科学分野 呼吸器外科におけるロボット支援下手術の有用性

様々な疾患に対してロボット支援下手術の導入が進んでいます。2019年11月より呼吸器外科領域でのロボット支援下手術として縦郭腫瘍、肺悪性腫瘍手術が保険収載され、症例数は増加傾向にあります。旧来の内視鏡手術と比較し、鉗子の可動性が高く、体腔内での精緻な操作が可能となること、鉗子を挿入するポート部分の負荷を減少するシステムであることが特徴です。これまでの報告では、重症筋無力症における拡大胸摘除術に対する再発率の有意性や、肺癌手術における合併症発生率の減少、入院期間の短縮などが示されています。2009年より胸腔鏡下手術を導入、術式を確立し低侵襲手術を進めてきた当分野において、より低侵襲で精度の高い手術を施行するためにロボット支援下手術を導入しております。今後、アプローチや手技の改善、確立により低侵襲性や精度を向上させていくための検討を継続していきます。

【分野HP】
東京医科大学 呼吸器・甲状腺外科学分野
【研究実績に関する主な論文】
2018年4月20日 2015年5月